新装版で紙質が向上したことで、挫折した本が読めるようになった!本の内容以外でも大事なこと。
こんにちは🦑
先日、エーリッヒ・フロム著『生きるということ 新装版』を購入しました。
およそ一年前に初版を購入したのですが、その時はとても読みづらく50ページも読まずに挫折した記憶があります。
残念ながら今はもう手元にすらありません…
自分にとって難しい内容でだったことも当然ありますが、それ以上に
・破れてしまうんじゃないかというくらい薄い紙
・小さな字
・線の薄いフォント
に苦しみました。このフィールドで難解なフロムの話と闘うなんて…と数ページ読むごとにグッタリしてしまいました。
この初版は1977年7月に発売された…43年前に日本語訳されて出版された本なんですよね。
図書館で自分が生まれるよりもずっと前に出た本を手に取ったことはありますでしょうか。
内容もさることながら、普段自分たちが読んでいる本とどこか手に取った感じが違い、どうにも読む手が進まない感覚。久しぶりに味わいました。
2020年8月に発売された新装版は、手に取りパラパラと中身を見ただけで初版とまるきり違うことがすぐわかりました。
・頼りになりそうなブックカバー
・しっかりとした紙質
・やや大きくなり見やすくなった文字
こ、これなら読める!気がする!と一度挫折した本を再び購入しました。
内容については新訳という分けでもなく、変わらず難解です。
でも読みやすさは段違い。
少なくとも初版と比べて読み疲れることはありません。
この時に思ったのは、本が読み進められないのは、自分の意欲や読解力が足りないからではないのかも知れない。ということです。
この本のように、初版、新装版で紙質ごとまるっきり変わることは少ないと思います。
ですが、kindleやオーディオブックのように別の媒体にチェンジすることですんなりと頭に入ることもあるかもしれません。
本は読んでいる時、自分の体の一部になると考えています。
それはスマホやタブレットなどの端末でも同様だと思っています。
なるべく自分の体と心にフィットするものを選びたいですね。
ではでは🦑
え、内容についてまったく触れてないって…こ、これからこれから