Surume Note(するめのーと)

言語聴覚士による本、イラスト、ご飯などに関する雑記ブログです。

ポモドーロ・テクニックを活用したら1日の時間が伸びた気がする!隠し味としてのツァイガルニク効果

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こんにちは🦑

 

今までの私は集中して作業、疲れたら休憩というサイクルを繰り返してきました。

どれくらいの時間集中できたのか?スマホやマンガに脱線してたのか?はあまり気にかけず全てその場のノリで行動していたと思います。

 

そんな自分にポモドーロ・テクニックは今までの時間の使い方を一変させる集中方でした。集中して取り組むべき作業がある人にはぜひ実践して欲しいです!

 

よければ続きからどうぞ↓🦑

ポモドーロ・テクニックとは? 

シンプルな時間管理法。

達成しようとするタスクを選ぶ
キッチンタイマーで25分を設定する
タイマーが鳴るまでタスクに集中する
少し休憩する(5分程度でOK)
ステップ2~4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する

この方法はイタリアの作家・起業家のフランチェスコ・シリロ氏によって考案されました。ポモドーロはイタリア語でトマトを意味し、著者が使用していたトマト型のキッチンタイマーから取られているようです。

その由来通りキッチンタイマーを使用すれば出来る簡単なテクニックです。 

この方法は2セット行うと1時間、4セットで2時間となります。
タイマーを意識して作業をすることで1,2時間が3,4時間にも感じることができました。


なぜ時間が長く感じるのか?

ポモドーロ・テクニックを使用している時には明らかに時間の密具合が違いました。

それは意識的な時間の使い方をしているからです。

個人的にはイヤな例えになりますがテストを行っている時と同じような気分です。

テスト中は時間を何度も確認して、「あと〇分でこの問題は解かなくちゃ」「□時にテストが終わるから、最後まで頑張らなきゃ」という意識で臨んでいたと思います。

つまり普段より何倍も時間を意識して取り組んでいたイベントでした。

 

テストと同じように制限時間を意識することで、またその時間はスマホなどをみないことで濃密に集中することが出来るのです。

 

なぜ5分間の休憩が必要なのか?

25分という時間は短いと感じる人もいると思います。休憩時間になった時に『もう少し出来るな』と感じることもあると思います。

しかし、この25分で打ち切るというのが集中を持続できるカギなのです。

中途半端に切り上げた作業にはツァイガルニク効果が発揮されます。

 

ツァイガルニク効果とは?

人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。

 

「人は欲求によって目標指向的に行動するとき 緊張感 が生じ持続するが、目標が達成されると緊張感は解消する」ドイツのゲシュタルト心理学者クルト・レヴィン

要するに切りの良いところで終わらせず、半端なところで中断した状態の方が、集中は長続きするということですね。

大事なのは中断した時に好きなゲームや動画など強烈に関心を寄せるものに近づきすぎないこと。今までやっていたことを完全にシャットアウトするのも危険と言うことです。

5分の休憩では何をすべきか?

・目を閉じて軽く瞑想をする
・体操をする
・外へ出て空気を吸う
・水分を取る

一旦作業から離れてリセットすることが重要です。その間も頭にはさっきまで行っていた作業への関心、記憶、注意力は残り続けるので結果として集中力を回復しすぐに作業に復帰できるのです。

 

ポモドーロで切り上げツァイガルニク効果で強める

 

これが今自分がやっている集中方です。

 

長い時間集中するのが苦手な人でも実践できるのが強みです。

実行と休憩のサイクルを意図的に作り上げ長時間集中を目指しましょう🦑

 

ではでは🦑