Surume Note(するめのーと)

言語聴覚士による本、イラスト、ご飯などに関する雑記ブログです。

『日中ボーっとしてしまう』『名前を呼ばれてもワンテンポ遅れる』は脳の血流低下原因かも?脳に血を送る対処法まとめ

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こんにちは🦑

 

仕事している時、一人で家にいる時、とにかく何かしようにも頭がボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとしてしまうことはないでしょうか。

この状態になると作業ははかどらないし、急に話しかけられてもうまく返事が出来ないなんてこともあるかもしれません。

今日はそんな『よくある現象』についてまとめてみました。

病院で臨床を行っていると、これと似た症状をもつ方々がたくさんいます。

その人たちは『覚醒が低い』『注意機能障害がある』などと言われる患者さんです。

彼らは脳出血や脳梗塞などによる脳へのダメージを受けたことによる症状としていわゆる『ボーっとした状態』になってしまいますが、ぼくたちはそんなことありません。

 

しかし患者さんと日中ぼーっとしてしまう人との共通点があります。

どちらも脳に血が巡っていないことです。

 

腕や足と同じように脳も酸素や栄養を欲しています。高度なプログラムで働く脳は筋肉の三倍酸素を必要としているようです。

酸素や栄養を運ぶのは血液なので、脳にうまく血液が巡らないと、当然パフォーマンスは低下します。

また血液は体に不必要な老廃物を掃除する役目もあるため、血液が巡らないことで老廃物がどんどんたまります。

 

これはいけない!!

ただでさえボーっとしてる時間が長いするめです。脳に血が回らなかったらするめ干しのようにベッドで横たわることしかできないでしょう。実際そうなっていることが多々あります。

 

というわけで、心臓から血液を脳にうまく巡らせる方法を3つあげます!

ボーっとし始めたら『あ、今脳は血液不足なんだ』と思って、これらの方法を試してください。するめもこれらの方法を活用して(何とか)作業に復帰しています。

 

①軽い運動orストレッチをする

散歩(できれば早歩き)やその場でストレッチをするだけでも全身の血行がよくなり、脳への血流量がUPします。2~3分の軽めの運動でも血流は改善しますが、長時間作業をして脳が疲れ切っている人は5~10分は時間を取って行うのが良いですね!

リハビリでも認知機能が落ちていた患者さんが歩行を始めることで、認知機能が向上することも珍しくありません。動くことで脳を働かせる血の巡りは良くなるのです。

 

②深呼吸をする

鼻から息を吸って口からはく。この時お腹が凹むくらい息を吸い、お腹が膨らむくらい息を吐けると良いですね!

運動は体の外側を動かして血流をアップさせますが、深呼吸をすると『腹式呼吸をするときに動く筋肉、横隔膜』がストレッチされるため、体の内側を動かすことになりますね。①で言ったように運動は血の巡りが良くします。体の外と内、どちらも動かしてみましょう!

 

③チョコやナッツを食べる。緑茶やココアを飲む

手軽に口に入れられて、美味しそうなものをチョイスしました!

緑茶やココアはポリフェノール、チョコはポリフェノールの一種であるフラボノイド、ナッツはビタミンEというように血流をよくする成分が含まれています。

正確には抗酸化作用という、血管が詰まりやすくなる原因である活性酸素を取り除く働きがあります。

過剰に摂取することはよくないですが、休憩中に少しつまむことで脳に血液が行き届きやすくなります。

 

以上、手軽にできる『脳に血液を行き渡らせる方法』をまとめてみました。

脳が疲労している状態は体が疲労している時よりも多いかもしれない現代人。

体と同じように脳も労わってあげることが大切ですね~🦑

 

ではでは🦑