Surume Note(するめのーと)

言語聴覚士による本、イラスト、ご飯などに関する雑記ブログです。

低気圧からくる体のダルさからは逃れられない…自律神経を鍛えよう!

 

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こんにちは🦑

『何となく今日調子悪いな…』と思う時、色々と原因を考えますよね。前日飲みすぎたとか夜更かししすぎたとか最近働きすぎだとか。

 

そういった未然に防げることと無関係に襲ってくる体調不良…それが気象病です。気象病は天気の変化によって引き起こされる痛みや気分障害のことで、医師の<佐藤純先生>が第一人者として研究されていますが、概念としては大昔から存在しています。

気象病に悩まされる人は多く、頭痛や眩暈を引き起こす原因となります。

 

ぼく、するめは幸いそこまでには至らないのですが、体のダルさと眠気の襲われます。

そういう軽めの「気象病」を克服する方法を書いていきたいと思います。

 

気象病の第一人者、佐藤 純先生のPROFILE

医師/医学博士。名古屋大学教授、愛知医科大学学際的痛みセンター医師(非常勤)日本で唯一の天気通外来を開設。気圧医学の第一人者。

ー天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる! (扶桑社BOOKS) より

 

今回参考にした本 

天気痛を治せば、頭痛、めまい、ストレスがなくなる!

天気痛を治せば、頭痛、めまい、ストレスがなくなる!

  • 作者:佐藤 純
  • 発売日: 2015/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

自分は低気圧が近づいてくるや否や猛烈な体のダルさ、眠気、意欲の減衰などが訪れます。次の日は天気が崩れる、朝起きたら雨…そんな日は一日ぐでーっとなりがちです。

 

低気圧とは何か?

低気圧(ていきあつ、英語: low pressure)とは、周囲より気圧の低い部分をいう。周囲より気圧が低いと定義されるので、中心気圧が1気圧 (1013hPa) より高い低気圧も珍しくない。冬季にシベリア高気圧の圏内に発生する低気圧の中には1030hPa以上のものもしばしば見られる。
一般に、低気圧は雲を伴い、雨や風をもたらす。

ーWikipediaより

ようは天気が悪くなる前触れのようなもの。また実際曇りや雨の日が低気圧である日と考えていいと思います。

やっかいなこと台風や大雨の数日前から上空に雲を増やすため、日中晴れているにも関わらず、気圧は下がっていることがあります。

そのため天気は良いのに体はだるい…そんなパターンに陥ると「何が原因なんだろう」「もっと早く寝たほうがいいのかな?」「働きすぎなのかな?」と無駄に悩むことになります。以前のするめがそうでした。

 

気象病の対処法

酔い止めの薬を飲む、漢方薬を飲む、ツボ押しをする…などの対処法が上記の本『天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる!』に書かれています…が、対処療法であるため天気痛に打ち勝つ体つくりは出来ないかと考えました。

低気圧は日本で生きていれば必ず訪れるもの。ならば低気圧に負けない体を作る自己防衛能力を鍛えるのも一つの対処法と言えるでしょう。ストレスに対してスマートに対処するのは現代的な方法ですが、今回は以下の原始的な方法で気象病に立ち向かう方法を紹介します!

 

天気による体調不良の原因の一つは自律神経の乱れ。自律神経を正そう!

自律神経を鍛えるには

人間はそもそもストレスに適切に対応する体を持っています。

・暑かったら汗をかいて、体の熱を逃す

・寒かったら体を震わせて、筋肉を動かして熱を作る

という具合です。これらは自律神経の働きによるものですが、暑い寒いなどのストレスをエアコンやヒートテックなどで回避し続けると自律神経の働きが鈍ってきます。

ようは自律神経くんが「働かなくてもいいか」と考え始めてしまうわけですね。

 

自律神経が働かないといざ爆弾低気圧などの高ストレスに襲われた時に体が負けてしまいます。

なので日ごろからしっかり自律神経に動いてもらうような生活を送る必要があるのです。

 

①エアコンで急激に部屋を冷やさない・暖めない

前述したように人の体が暑い、寒いに反応して自律神経が反応します。外気温が30度なのに、部屋の気温が18度では、部屋の行き来のたびに自律神経が乱れまくります。また、『暑い』に反応して動く自律神経が夏なのに、ずっと働いていないのも問題です。夏は冷房を下げすぎずに扇風機を併用するなどして、極端な外気温差が生まれないようにしましょう。また冬はゆっくりお風呂に浸かったり足先を温めるようにしましょう。

 

②ゆっくりと長くできる運動をする

ウォーキングやストレッチなどの運動は体をじわじわと温める効果があります。リラックスした状態から激しい運動をすると『休息の副交感神経』から『行動の交感神経』に急に切り替わるため、やはり自律神経は疲労します。ゆっくり、長くできる運動で自律神経を整えましょう。

 

③寝る前のスマホを止めて良質な睡眠を取る

自律神経である『交感神経』と『副交感神経』はゆっくりと切り替えていくのがベストです。スマホなどの明るい照明を浴びた直後に電気を消して寝ようと思っても、交感神経が昂っている状態なのでなかなかリラックスして眠れません。寝る20〜30分前は強い光を浴びずに寝る準備を整えましょう。

 

以上3つを自律神経を鍛える、整える例として挙げましたが自律神経に関する書籍やネット記事はたくさん出ているので、実践しやすそうなものを試してください。

 

 

 現代人のぼくたちは電車、職場などで強制的にエアコンの温冷風に当てられることやPCを夜まで長時間使わなければならないこともある、自律神経に優しくない世代かもですね…。

たまには伸び伸びと自律神経を働かせる、または休めることがこれからの体調を守るための重要なファクターとなります。

 

天気に負けないためにも自分の神経を大事にしていきたいですね~🦑

 

ではでは🦑